Eコマースでは、ソーシャルは今のところ重要なチャネルではない
SimilarWebからEコマースでのソーシャルの活用についてメールでレポートが届きました。
SimilarWebはいろんなサイトの推計トラフィックを調べるのに便利なツールです。
レポートではFacebookやTwitter等のSNSがEコマースでどういう位置づけかが分析されてました。
原題は「The Data Driven Guide to Acquiring E-commerce Traffic from Social Media 2014」でPDF20枚分です。
結論は、まあそうだろうと思いつつも興味深かったので、
下手くそながら以下、日本語訳してみました。
(和訳が間違ってた場合はごめんなさい)
結論
大半のオンライン販売業者にとって、ソーシャルは最も重要なチャネルではありません。
業界全体のデータでは、ソーシャルに由来するトラフィックはEコマースサイトの全体の約3%しかありません。
オンライン販売業者にとって、検索が商品と顧客を結びつける主要なツールであり続けています。
しかしTeespringやエッツィーのような、精通した小売業者はこのゲームの法則を変え、ソーシャルを最重要のトラフィックチャンネルにしようとしています。
ソーシャルは口コミの促進に使え、バイラル効果により露出を大幅に増やすことができます。
たとえ3%が小さく見えても、この3%は10億サイトの訪問数(2014年8月)と同じなのです。
新しいEコマースサイトは、この競合する少ないチャネルを活用するのが賢明でしょう。既存のサイトにとっては、エッツィーやフォーエバー21のようなソーシャルの達人の取り組みを模倣するのが懸命でしょう。
大半のオンライン販売業者にとって、ソーシャルは最も重要なチャネルではありません。
要するに現状ではソーシャル活用しても売れませんよ。
でも今後は変わるかもよ。という話でした。
ちなみにエッツィー(Etsy)はハンドメイドのマーケットプレイスです。
Teespringは知らないサイトでしたが、カスタムTシャツをつくって売れるサイトのようですね。