少年Aの公式サイト。ぜんぜん更生してないやん。

酒鬼薔薇事件の少年Aがウェブサイトをアップしてるらしいので、見てみました。

 

サイトを開くと、まず目に入るのが

「存在の耐えられない透明さ」というタイトル画像。

筆で書いたような文字が、ぼやっとしたグリーンの写真の上に乗っていて、

あやしい雰囲気を醸し出しています。

 

この「存在の耐えられない透明さ」というタイトルは

ミラン・クンデラの「存在の耐えられない軽さ」に引っ掛けているんでしょうね。

存在の耐えられない軽さ - Wikipedia

 

「透明さ」は、酒鬼薔薇事件の犯行声明文に出てくる

「透明な存在であるボク」とイコールなのは間違いないでしょう。

 

トップページには、自身の経歴とちょっとしたメッセージが載ってるんですが、

特筆すべきはギャラリーページでしょう。

 

およそ常人(と思っている私)からすると、

気持ち悪いイラスト・写真ばかりです。

 

見れば見るほど気持ち悪いです。

特に後半部分にあるナメクジの写真には絶句です。

 

一見すると厨二病だが。

少年Aと知らずに、このサイトに辿り着いてれば

「あー、この作者は厨二病なんだね」

と言うに違いないです。(もしかしたら高二病かも)

 

サイトを見てると、とても30代の大人のつくったものには見えません。

幼稚なタイトルや、鍛えた裸体を見せびらかしたい自己顕示欲、

個人サイトなのにプライバシーポリシーなんかを載せること・・・。

 

ちょっとイタい少年時代を送った経験のある方なら

あーこんな時期あったなーと懐かしくなるほどです。

・・・彼が少年Aでなければ。

 

釣りでやるにしては業が深すぎる

釣りという可能性もありますが、

かなりの労力を注いでつくっているようですし、

何より彼は釣りをやるには業が深すぎます。

 

サイトに掲載されている文章や、出版のくだりなどからは

反省している様子はまったく窺えません。

 

犯行声明文の「透明な存在」をタイトルに使うんですから。

犯行を美化してますよ。

 

一方、もし自分の載せていることに異常性を感じないのであれば、

客観的に自分を見る目がまったく養われていません。

 

いずれにしても更生なんかしてないやんと思えます。

 

このサイト内容、自分自身は異常だと思わないのか?

せめて常人っぽい感じにサイトを仕立てればいいのに。

 

出版の件といい、ほとばしる承認欲求を抑えきれない状態なんでしょうか。

表立って常人の振りをする必要がなくなったからか、

元有名犯罪者として、犯罪ネタで食っていくつもりなのか。

 

このサイトを見る限りでは、そのうち再犯しそうです。